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文法の勉強法

 
中国語は日本語と似ている単語がかなりあるので、単語を覚えるのに、英語ほど苦労をしません。また、語尾の変化、時制の変化などがないので、さらに覚えやすいと思います。その利点をいかして、中国語文法を覚えれば、難しい文章でも理解できるようになると思います。
 
以下は、中国語文法を勉強するときに、特に注意すべき点です。
 
1、品詞の理解
 
 単語を覚える時に、必ずその単語の品詞を覚えてください。意味が分かれば、自然に品詞も分かると思います。例えば、「便宜」は「安い」、、「笑」は「笑う」と分かれば、「便宜」は形容詞で、「笑」は動詞だと分かります。しかし、文法機能しかなく、単独で使えない虚詞は、意味が分かっても、品詞の概念が日本語と違って、分かりにくいものもあります。
例えば、動作の実現を表す「了」、状態の持続を表す「着」は 中国語文法では「助詞」(助詞)と言いますが、日本語の助詞とは異なり、また英語にもない品詞なので、分かりにくいかもしれません。中国語文法を覚えるには、中国語の品詞の概念をしっかり把握しなければいけません。

 

2.各品詞の関係

 品詞が理解できたら、今度はそれぞれの品詞の関係を理解することです。例えば、形容詞は前に程度副詞の「很」(とても)を使えますが、目的語を取れません。「漂亮」(綺麗)の前に「很」をつけて「很漂亮」(とても綺麗だ)と言えますが、「漂亮很」とは言えません。程度副詞は形容詞を修飾することができますが、感情を表す動詞(热爱  讨厌)以外の動詞を修飾できません。例えば、「非常」(とても)は「非常热爱」とは言えますが、「非常跑步」とは言えません。

 
3.虚詞の用法
 
中国語の虚詞は複雑ですが、とても大切ですので、それぞれの用法をしっかり覚えましょう。例えば、副詞は動詞と形容詞の前におきますが、すべての副詞は 双方を修飾できるわけではありません。例えば程度副詞は形容詞を修飾できませんが、動詞は修飾できまん。「非常热」とは言えますが、「非常走」とは言えません。動態助詞の「了、着、过」はそれぞれ動詞の後に置いて、過去、状態の継続、経験などを表します。このようなそれぞれの虚詞の用法を一つ一つ根気よく覚えて行きましょう。
 
4.語順に注意
 
中国語は語順がとても大切です。まず日本語の文の基本構造は S+O+V(主語+目的語+動詞)ですが、中国語の文の基本構造は英語に似ていて、S+V+O(主語+動詞+目的語)であることを覚えて下さい。
日本語は「外国に仕事しに行く」とも「旅行しに仕事に行く」とも言えますが、中国語は「去外国工作」とは言えますが、「外国去工作」とは言えません。場合によっては、語順を間違えると、意味を誤解されることもあります。
 
5、作文の練習
 
新しい単語や文法を習った後に、例文をよく読んでから、自分で例文を作ることをお勧めします。文を作れば、単語が覚えやすくなるだけではなく、虚詞の用法や語順等が自然に身につくようになると思います。文法を勉強するには、ぜひ作文の練習をたくさんしてください。
それから、簡潔で分かりやすい、基本的な文法書も読んでおいてください。各品詞の使い方をよく理解できると、段々文法が好きになると思います


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